株初心者のための入門書
初めての株の勉強
テレビやニュース、スマホのアプリにも入っていてよく目にする、耳にする株。
コロナ禍に入ってから、積立NISAなどの資産運用を始めたこともあり、本から学んでみようと思いました。
現在は円安のニュースをよく聞くので、円安になるとどんな企業が儲かり、どんな企業の損失が大きいのかなども気になります。
そこで購入したのがこちらの本。
「いちばんカンタン!株の超入門書」著者:安恒理
価格:1,430円 |
現在はこの改訂版が出ています。
私は改訂版ではないものを読みました。
株とは?から始まり株の魅力、始め方、選び方、成功する人、失敗する人、少ない資金で始める方法など、初心者が知りたい情報が基礎から書いてあります。
項目ごとに色分けされているので、後から振り返って読み返すのに便利でした。
私はざっと読んだ後、大事な部分のメモを取りながら再読。
読んですぐは覚えていても、専門用語などおそらく数日で忘れるであろう部分を後々思い出せるよう、分かりやすい本を、さらに分かりやすくした自分専用ノートを作りました。
始め方を要約するとこんな感じです。
- 口座開設
- 銘柄選び
- 買う
- 売る
1.口座開設
まず初めに証券会社に口座を開設。
特定口座を作り源泉徴収ありにすると、確定申告が不要。
取引はネット取引が便利で手数料が安く主流。
2.銘柄選び
最初はデモ取引でシミュレーション(入力ミスに注意しながら練習)。
少額で始めるなら、ミニ株、るいとう(株式累積投資)、単元未満株。
PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)、ROE(株主資本利益率)で判断。
特に低成長時代はPBRをチェック!
生活で得る身近な情報、為替の動きにも注目。
(例えば円安の今なら輸出業がプラス、輸入業がマイナス)
買いたい銘柄を選んだら、その企業のHPで決算短信をチェック。
3.買う、4.売る
チャートでタイミングを計る。
赤と水色の縦棒をローソク足と言い、株価の始値、高値、安値、終値を表示。
(本にはチャートの見方から活用方法まで記載)
まとめ
株を始める前に、まず目的を持つことが大事なようです。
株の目的には「投資」と「投機」があります。
「投資」なら会社の将来性を(応援するつもりで)買い、「投機」なら短期的な売買で利益を上げるデイトレードなど。長期か短期かで使うツールも変わります。
株で得る利益には、値上がり益、配当、株主優待の3つがあり、何を期待しているかで買い方、選び方も変わってきます。
自分に合ったスタイルを見つけることも大事ですね。
読んだ本がもし分かりにくかったら、メモを取るほど興味もわかなかっただろうと思います。
読みやすく、分かりやすく、株をやるやらないは抜きにしても面白い本でした。
小学5年生の息子も興味があるようで読んでいます。
一昔前はお金に興味を持つことはあまりいい印象でなかったように思います。
今はテレビでもお金の勉強をする番組があったり、経済や資産運用について子どもの頃から抵抗なく学べる世の中になったことを感じます。
むしろ知らないと少し不安になるくらい、お金の話しは常識になってきたのかもしれません。
お金は稼ぐ、使う、貯める、だったところへ、「運用」が加わった現代。
昔と違い、一部の投資家だけの専門分野ではないようです。