車の免許、40代で取得へ向けて
42歳主婦、車の教習所へ
私はこの年齢まで、車の免許を取ることを避けてきました。
一番の理由は、交通事故に合い怖かったからです。
交通事故が実際に起こるということを身をもって体験しているので、もし車に乗って自分が事故を起こす側になるかもしれないと想像すると、ただただ恐怖でしかありません。
あとは、交通の便が良いところに住んでいた(いる)、というのも理由のひとつ。
だいたいの場所は電車かバス、自転車、徒歩でいけます。
そして夫は車通勤のため、普段家に車は停まっていません。
このような理由から、もし免許があったとしても、私が乗る機会はないだろうと思っていました。
免許を取ろうと思った理由
ではなぜこの年齢で免許を取ろうと思ったかというと、コロナ禍で必要だと思ったからです。
もしコロナに罹ったら、公共交通機関は使えません。
電車やバスはもちろん、タクシーも×。
病院に行くためには自家用車、自転車、徒歩しかありません。
小さい病院なら自転車や徒歩でも行けるけれど、発熱外来があるような総合病院だと車でないときついのです。
もし夫が高熱出たりしたら自分で運転して行かせるのは危険だから、私が連れて行かないと…と思いました。
もうひとつの理由は、息子の送り迎えが必要になるかもしれないこと。
今は小学生なので習い事(そろばん・塾)は近いところにあり、自転車で自分で行っていますが、中学生になったら遠くの塾へ行く可能性があります。遠くなくても夜間や雨の日などでも必要そうです。
また、部活によっては遠くの練習場へ親が送り迎えをする話しも聞きました。
このふたつの理由が免許を取ろうと思う決め手になりました。
いよいよ教習所へ
「今日行こうかな」と思い立ったその日のうちに、住民票など必要なものを取りに行きお金を用意して、教習所へ向かいました。
入校の手続きは約1時間半。
何をしたかというと、説明を受けて書類やタブレットに目を通しサイン、視力検査、色判断、身体能力確認、写真撮影、入学金の支払いです。
<入校式>
手続きをした数日後、教材と筆記用具などを持って入校式へ。
久しぶりに緊張マックスです。
私が初日に行ったのは全部で4時限分です。
- 入校式(教習所の説明)
- 適性診断、オンライン授業の案内
- 先行学科①を受講
- 技能①(カートレ)を受講
当初の予定では3までだったのですが、技能①がたまたま空いていたので受けてきました。
約20年ぶりに授業というものを4時間以上受け、かなりヘトヘト。
来月分の予定表を提出し、残金をすべて支払って帰りました。
家を出たのが12時過ぎ、教習所を出たのが17時過ぎです。
そして家に帰ってから待ち受けているのは洗濯物の片づけ、晩ごはんの準備…
本当にくったくたの一日でした。
若い子しかいないかな、恥ずかしいかな、と思いましたが、行ってみたらそんなことは気になりませんでした。
分からないことは質問できるし、若いころより図太いところが有利な気さえします。
年齢というよりも、どちらかというと性別の方が気になりました。
入校式も他の教室も乗る場所も男性ばかり!!なぜだろう。
女性は一人しか会いませんでした。
<教習所のコロナの影響>
講師の方の話しでは、コロナ禍で教習所は大盛況だそうです。
満員電車で通勤したくない(車通勤を望む)方や、個人で行動したい方が増えたそうです。
最初の手続きのときにも「すごく混んでいるので、2か月とかの短期間では取れませんがよろしいですか?」と聞かれました。
さらに、取るまでに半年ほどかかることを受け入れる書類にサインまでしました。
コロナ禍の影響は授業にも。
学科はほとんどの授業がオンラインで受けられるようになりました。
オンラインといっても、受ける場所が教室から自宅になっただけなので油断はできません。
パソコン(タブレットやスマホもOK)画面をちゃんと見ているか、AIが定期的にチェック(画面にNG回数が出てくる)しています。
1時間に24回(だったかな)、カメラが作動し撮影され、受講後に講師がチェックするそうです。
なので、居眠りはもちろん×、テレビを見たり寝転んだり、飲食も×。
本日、初めてオンライン授業を受けましたが、大丈夫だったようです。
オンラインとはいえ、ドキドキです。
この歳で新しいことにチャレンジして学ぶことに緊張や不安もありますが、つらくなったときは目的を思い出しながら頑張ろうと思います!
今回のブログは、同じようにこれから免許を取得する方の、不安を減らす材料になればいいなと思いながら書きました。
そういう私も、同年代の主婦で免許を取得した方のブログを参考にさせていただき、勇気をもらいました。
いつかどなたかのお役に立てたら幸いです。
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