映画「碁盤斬り」感想と、手作りハンバーガー
友達と映画「碁盤斬り」鑑賞
先週、近所の友達と映画「碁盤斬り」を観に行きました。
家族(夫・息子)以外の人と映画を観に行くのは15年以上ぶりだと思います。
友達と行くのは間違いなく産後初。
最後に家族と観に行った映画は「キングダム3」です。
ワンコの散歩やごはんの時間を調整して、いざワクワクの映画館へ。
「碁盤斬り」あらすじ
草彅剛さん主演の「碁盤斬り」。
冤罪事件により藩を追われ、一人娘と共に貧乏長屋で暮らす実直な男の、命がけの復讐劇。
自らが嫌疑をかけられた事件の真相、さらに妻の死に関する真相を知った男は、娘のため、亡き妻のため、武士の誇りのために悪と立ち向かう。
感想
感想を一言でいうなら「めっちゃ面白い」。
ただの復讐劇ではない。武士のチャンバラ映画でもない。人間の質をかけたドラマです。
草彅さん演じる柳田の、武士としての誇りを感じる振る舞いがとても素晴らしかったです。
自分の損得ではなく良心で行動を決める寡黙で実直な男、柳田。
映画館の大スクリーンで観る草彅さんの鋭い目線の怖さ。静かに深く燃える怒りの目が本当に怖い!
これ以上演じられる俳優さんはいないんじゃないかというくらいの、武士柳田でした。
声の高低差やスピード感もすごい。
緊張感のあるシーンで言葉の重みすごみが怖いくらい伝わってきます。
過去の復讐だけではありません。
現在かけられた嫌疑に対する柳田の人を選ばぬ言動、行動が真っすぐで怖くて魅力的でした。
脇役も含めて色んな人の人生を丁寧に描いてあり、どの人物にも(悪い人以外)グッとくるシーンがあります。
特に弥吉(中川大志くん)が涙を浮かべながらお絹の元へ走っていくシーン。
中川大志くんらしい人間味のある演技が心を揺さぶります。
かなり涙をこらえて観ていました。
あとは源兵衛(國村隼さん)が柳田と出会い、その実直さに触れたことで性格が良い方へと変わっていくところがとても好きです。
小泉今日子さんと市村正親さんはベテランらしい、おいしいシーンで登場。流石です。
清原果耶さんはピュアな娘の役がぴったり!
最後まで観ると、タイトルの「碁盤斬り」の意味が分かります。
二つの意味があるようです(と私は思いました)。
ネタバレにならぬようもうこの辺でやめておきますが、とにかく素晴らしい映画でした。
しかし映画館は寒い!
羽織を持って行って良かったー…
最近はどこへ行ってもエアコンが効いていて(いいことだけど)寒いので、羽織を持ち歩く日が増えました。
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価格:2490円 |
ハンバーガーを手作りで
手作りのハンバーガーが食べたくなり、家にある材料で作ってみました。
左が生ハム、レタス、キュウリのハンバーガー。
右が豚ひき肉と紫玉ねぎと大葉で作ったパテに、追い紫玉ねぎと大葉のハンバーガーです。
パックリ口を開けています。
お口を閉じることができないヤンチャなハンバーガー。
ヤンチャだけど、味は最高。
生ハムもパテもフレッシュ野菜とバンズにピッタリ!
普段あまりハンバーガー(マック)を食べたいと言わない息子が、ものすごく喜んで食べていました。
二つ食べても脂っこくないので胃もたれしない、大人に優しいハンバーガーです。
さらに優しさをプラス。野菜スープです。
冷蔵庫にあった野菜を切って茹でて、コンソメと醤油と塩コショウで味付けしました。
これがあるのとないのじゃ大違い。
しっとりした野菜と温かいスープがほっとします。
たまにはこんなメニューもいいなあ。
キッチンでのいつものルーティンではない動きがリフレッシュになりました。
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価格:486円 |