茅ケ崎市美術館「ブラチスラバ世界絵本原画展」

世界最大規模の絵本原画コンクール受賞作が並ぶ特別展

 

スロバキア共和国の首都、ブラチスラバで2年ごとに開催される世界最大規模の絵本原画コンクール「ブラチスラバ世界絵本原画展」。

そのコンクールの受賞作や日本の代表作家15組の作品、チェコとスロバキアの新しい作家の作品が、現在(2021年9月11日~11月7日)茅ケ崎市美術館で特別展示されています。

 

このパンフレットだけで、行く前からもうワクワク。

緊急事態宣言が明けるのを待ち、10月2日(土)、ついに行ってきました。おそらく2年ぶりの美術館!

 

ブラチスラバ世界絵本原画展

展示室に足を一歩踏み込むと、まるで絵本の中に入ったよう。

展示には絵の説明のパネルがあるので、パンフレットに載っている絵も「なるほど、そういうことか!」と背景が分かります。

作品の絵本もいくつか展示してあり、手に取って見ることができます。

目の前のこの絵が、こういう絵本の1ページになっている!と、見つける喜びがあります。

原画は絵本に比べると大きなものが多くとてもカラフル!絵から離れて振り返ってみても、パッと目を引きます。

 

こんな立体的な、模型のような作品もありました。写真に入りきらないくらい、かなり大きい作品。

この作品のみ撮影OKでした。

 

普通の絵画展と違うところは、絵本の展示なので絵に物語があり、流れを追って見る楽しさがあるところ。

小さなお子様から高齢の方まで、男女共に幅広い世代のお客さんが来て楽しんでいる様子がうかがえました。

一緒に行った小学4年の息子も、ひとつひとつ真剣な顔でじっくり見て、笑ったり感想を言ったり楽しそうでした。

 

海外の作品も日本の作品も、どんな日常を送っているのだろうと思うくらい、作家さんの夢がいっぱい。

作家さんの素敵な目を通して、私たち親子も素敵な世界を見させてもらい大満足!

 

茅ケ崎市美術館について

茅ケ崎市美術館は、ゆっくり作品を見ることができるちょうどいい大きさの美術館です。

展示室は3つ。1時間くらいで見て回れます。

茅ケ崎駅から海に向かって歩くと10分弱で到着。

駅から美術館までの道のりは、色んなお店や図書館もあり、散歩としても楽しめます。

美術館の敷地入口から建物までは、緑がきれいに生い茂るゆったりとした坂道。

途中のベンチで一休みしてお茶を飲んだり、木陰で緑を眺めながらきれいな空気を楽しむこともできる、素敵な美術館です。

 

 

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