クリスチャンディオール、夢のクチュリエ展

東京都現代美術館

現在、東京都現代美術館で開催中の「クリスチャンディオール、夢のクチュリエ」展へ行ってきました。

混雑しており当日券は購入できない場合があります。

チケットは事前に購入するのがおすすめです。

私が行った時間、11時にはすでに当日券の販売は終了していました。

 

クリスチャンディオールやイヴサンローラン、ジョンガリアーノ、その他にも様々なディオールの歴史を彩ってきた方々の作品を見ることができました。

ゆっくりじっくり見て約2時間。

過去から現在までのディオールの世界が存分に楽しめる、夢のようなひと時でした。

 

このマネキンは通常のマネキンサイズ、といえば、この展示の豪華さが半端じゃないことが伝わるでしょうか。

広いスペースの大階段のような所に、ドレスが展示されています。

鏡で後ろ姿もみられるようになっていました。

圧巻。

ここへ来た瞬間が一番驚きました。

どうやって展示したのだろう…

 

この展示スペースでは、小鳥のさえずりが流れていました。

ドレスが色ごとに展示されていてとても華やかです。

木や草や花といった植物が、ドレスの柄や展示物にあり、生き生きとしたエネルギーを感じる楽しい展示でした。

 

モダンなデザインも、もちろんあります。とてもクール。

ジョンガリアーノさんのドレスだけは派手(華やか)で、ぱっと見ですぐに分かるようになりました。

 

ナイスカップル。

 

様々な時代、様々な国がモチーフのドレスたち。

着ているのはマネキンですが、どれも生き生きして見えました。

バッグや写真の展示も素敵。飾り方がとてもオシャレです。

壁から天井まで一面バッグ、とか。鏡の使い方とか。

照明、音、高さなど、すべてがハイセンスでした。当たり前か。

目の保養、心の保養になりました。

次の部屋はどんなだろう…と、とてもワクワクしながら見ていたら、あっという間に最後の部屋まで来ていました。

そのくらい楽しかったです。

新しい何かをつかみたくなりました。

 

友人(憧れのお姉さん)

今回の展示会に誘ってくれた友人が、服飾関連の仕事をしており、ディオールのことを詳しく楽しく説明してくれました。

そのおかげでより楽しめたのだと思います。

その友人との出会いは高2の夏休み。留学先のロンドンでした。

クラスは別だったけれど、同じ学校で同じ寮に入っていて、話すうちに仲良くなりました。

私は高校生、友人は5歳上の大学生。

私から見た友人は、綺麗で優しい憧れのお姉さんでした。

それは今も変わらずです。

 

留学から帰国後は年賀状のやり取りのみの交流でしたが、12年前に京都(友人の勤務先がある)へ旅行したときに突然連絡し、13年ぶりに突然感動の再会をしました。

それからはまた、年賀状のみ。

今回の再会は12年ぶりでした。

彼女は有給を取り、住まいがある大阪からわざわざ早朝の新幹線に乗って会いにきてくれました。

嬉しすぎて、私は待ち合わせの場所に30分も前に来てしまい、ワクワクしながら待っていました。

 

美術館を見た後はカフェでランチをしながら昔の思い出話をしました。

お互いに同じ思い出があったり、片方しか覚えていない思い出があったり、二人の記憶を合わせてひとつのパズルを作っているようで楽しかったです。

そのパズルはまだ完成していないので、また次会えたら続きを作りたいと思います。

遠くから会いに来てくれてありがとう。

友達になってくれてありがとう。

 

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行きと帰りの電車の中で、久しぶりに村上春樹さんの「風の歌を聴け」を読みました。

若いみずみずしいストーリーが、この日の気持ちにぴったりの本でした。

僕と鼠(友人)、ジェイズバーのジェイ、ラジオのDJ。最高です。

帰ったら真っ先にビールを飲みました。

 

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