親子で読書(きっかけ、読んだ共通の本、いいところ)

親子で同じ本を

息子が小学2年生の頃から、私が読んでいる本を読むようになりました。

その前は「星のカービィ」シリーズや、「ざんねんな生き物」シリーズなどの児童書をよく読んでいましたが、途中から大人が読む本に興味を持ち始めたようです。

きっかけ

きっかけは多分「お母さん(私)が読んでいた本が気になった」だと思います。

料理を煮込む間や勉強をみているときなど、ちょっとした時間にも読みたくなるくらい面白い本て何!?

何読んでるの!?

そんな感じで息子はいつも、私が読んでいる本のタイトルや作家名を見て覚えていきました。

そしてどんなストーリーか、どんなところが面白いかを聞いてくるようになりました。

 

今までに読んだ共通の本

息子がまず最初に読んだ本は、コナン・ドイルシャーロックホームズシリーズ。

最初に勧めた「緋色の研究」を読んだら面白かったようで、続いて「バスカヴィル家の犬」「恐怖の谷」を読みました。

学校の図書室に大きくて読みやすいバージョンの本があり、それを借りて読んでいました。

 

緋色の研究改版 (新潮文庫) [ アーサー・コナン・ドイル ]

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シャーロック=ホームズ全集(1) 緋色の研究 [ アーサー・コナン・ドイル ]

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次が新海誠の「天気の子」。映画になっているのでイメージしやすい作品ですね。

映画のイメージと、自分が本から得たイメージの違いを見つけるのも面白いと思います。

 

小説 天気の子 (角川文庫) [ 新海 誠 ]

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シェイクスピアの「ハムレット」。

子どもが読みやすいよう、物語にアレンジされた本です。

大人が読んでももちろん面白い!わかりやすくて親子共々スラスラ読めました。

 

ハムレット (静山社ペガサス文庫 物語で読むシェイクスピア 2) [ 斉藤 洋 ]

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マルクス・アウレリウスの「自省録(エッセンシャル版)」。

生きやすくするための力強いメッセージがたくさん詰まった1冊です。

子どもは今を強く生きるために、大人は自分を律するために読むと役に立つかもしれません。

逆でもいいけれど。

パッと開いたページの言葉をその日の格言にするのもお勧めです。

 

超訳 自省録 よりよく生きる エッセンシャル版(ディスカヴァークラシック文庫シリーズ)【「マルクス・アウレリウスの名言」DL特典付き】

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森絵都の「カラフル」は、人の様々な面や性について、親子で話し合うきっかけになりました。

 

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村上春樹の「カンガルー日和」は、普通の日常に潜む面白い一場面や、もしも○○だったら…、こんなことが起きたら…と、想像力をフル活用しながら読む短編集。

1話が短いけれど、しっかり村上春樹の世界観を楽しめます。

息子はこれではまりました。

 

カンガルー日和 (講談社文庫) [ 村上 春樹 ]

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京極夏彦の本も気になるようですが、分厚さと表紙の絵にビビッてまだ手がだせないようです。

 

読書のいいところ

本は面白いから読む。楽しい。私の場合はまずこれが第一の理由です。

あとは、実際にはできない体験ができる(頭の中で)。

色んな人の人生や内面の葛藤を知ることで、今の自分を見つめ直すきっかけになる。

読書をしている時間は、例え少しの時間でも現実から離れて違う世界に行ける(現実ともうひとつ別の世界が持てる)。

 

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親子で同じ本を読むいいところ

親子で同じ本を読むいいところは、共通の話題ができる。

秘密を共有した親友みたいになれる(仲良くなれる)。

お互いの考え方、価値観を知ることができる。

どういうことで怒りがわくか、悲しいか、楽しいかが分かるので、子どもの心の成長具合が分かる。

家の中でも外出先でも会話が楽しい。

などなど色々あると思います。

 

親子じゃなくても友達や夫婦、カップル、同僚、ママ友など、他の繋がりでも同じことがいえると思います。

同性異性、年齢の上下を問わず、今まで本のことを話し合った人とはかなり仲良くなれました。

本の感想を語ることは自分の内面を語ることにもなるので、心の距離が近くなるのかもしれません。

合う合わない、違う違わない。

本を間に通すことで正直になれるような気がします。

表面的な愛想の良い話も心地よいけれど、誰かと心が通い合うというのは別格の嬉しさがあります。

 

このブログを始めた理由のひとつも、そういえば本でした。

料理をのせることが多いけれど…

本の面白さが広まれば、売れれば、いい作家さんが誕生していくはず。

そして世の中に面白い本が増えるはず。

これからも面白い本に出会えますように。

 

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